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お母さんが泣いた日

09-01,2015

ある日の夕食のことである。
旦那さんが、「今日図書館にいったらさ、3歳位の子連れのお母さんが、あるおばさんに、泣いて抗議してたんだ」
というので、なんとなくそれだけで私の頭の中で何があったのかだいたい想像がついた。
そして、やっぱりその後、旦那さんから発された言葉が私の想像通りだったものだから、あーあ、という気持ちでいっぱいになった。

話はこうである。

3歳位の女の子がご機嫌に図書館内を鼻歌まじりで歩いていたのだという。
その女の子のお母さんは、子供とつかず離れずの距離で、自分の本を選んでいた。
そこにおばさんがやってきて、
「ここは公共の施設なんだから静かにさせてください。子供のブースもあるのだからそちらに移動してください」というようなことを、眈々と述べたそうだ。
すると、そのお母さんはボロボロ泣き出し「この子は何にも悪いことしてないのに、なんでそんなこというのですか?」と
くってかかったということだった。
旦那さんからみても、子供はめちゃくちゃうるさくはなかったし、ちょっとの時間だったけど、感じ方はそれぞれだし、おばさんは図書館でのマナーに則ったことをただ注意しただけ、といった印象で、お母さんがあまりにも感情的だったので少し異常に思えた。図書館はの空気が一時、騒然となったほどだった、という話であった。

私は、旦那さんに「で、あなたはどうしたらいいと思ったの?」ときくと、
「結局、子供連れで図書館に行かない方がいいんじゃない?」という言葉が返ってきて、ガックリきた。

ここからは想像だけど、このお母さんが泣いてしまったのは、そのおばさんの一言だけが原因ではないように思う。
私も4歳の娘っ子と一緒に行動することが多いのでよくわかるのだが、子連れのお母さんというのは非常に声をかけられやすい存在なのだ。
もちろん、たいがいは「かわいいわねー」にはじまり、孫の話、そして自分の子育ての経験なんかも交えた話が
大半を占める。ためになることも少なくない。しかし、こえをかけてくれる回数に比例して、
ちょっぴり意地悪な声かけや、おしつけや、「これだから最近の若いひとは」といった中傷に出会うケースもある。
確かに正しいことを正しいと注意することや、アドバイスすることは間違っていない。正しいのかもしれない。
だけど、なんとなくだけど、中傷に値するようなことをいう人というのは、どこか腹いせに言ってやってるような、
自分のストレスを言える相手にぶつけているような、そんな風にとれることがままある。
このお母さんは、これまで他の場所でも運悪く、いろいろ言われちゃったのではないだろうか。
それで、このおばさんの一言がひきがねで感情が露わになってしまったのではないだろうか。

確かに、子育てをしていると、子供の声の大きさとか、行動に対しての感覚が麻痺してしまっていることがあったりする。
ちょっとした迷惑は知らず知らずのうちにかけてしまっていることもあるかもしれない。
でもだいたいの場合、お母さんとよばれている人は出来る限り他人に迷惑がかからないように頑張っている人が
多いと思う。だからこそ、おいつめられたような感覚に陥ったり、自分の感情がコントロールできなくなったりすること
は、子育てをしていれば、そんなに異常な状況ではないと思うのだ。

もちろん今回はこのおばさんが悪い、と私は言いたかった訳では決してない。
多分ストレス発散型で注意した訳でもないとも思う。
単純にうるさく感じたから、静かにしてください、といったにすぎないだろう。

でも、せっかく人に一言いってあげられる勇気のあるおばさんなのだから、
アドバイスしてあげられる先人なのなら、そのおせっかいパワーをもう一歩すすめて、

「ちょっとこの子、楽しくていいんだけど、他の人にも迷惑かかりそうだし、
5分位ならみててあげるから、本さがしてきなさいよ」っていってあげられはしないだろうか。

このご時世、他人様に、おいそれ、と子供を預けることもままならない部分もあるから、
一概にこの案が採用されないとはおもうけど、少なくともこのセリフでお母さんの逆鱗に
ふれることはないだろうし、もしも涙が流れたとするなら、その涙の理由はもっとあったかい意味合いのものになるんじゃないかと思う。






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